世界の餃子事情について

日本料理としてもすっかりおなじみの餃子ですが、もともとは中国大陸に戦争に行った日本人が、帰国した時に中国で覚えたギョーザの作り方を広めたのが始まりと言われています。日本で有名なのは宇都宮です。栃木県の宇都宮市は餃子の町として知られていますが、中国に行った日本軍の陸軍兵隊が日本に帰国した時にギョーザの作り方を広めたといわれています。
日本で餃子をつくる場合には、独特の形があります。弓なりのような、月が欠けたような形をしているのが特徴です。家庭料理でも普通に出ますので、これを知らない人はほぼいないでしょう。
では世界のギョーザはどのようなものがあるでしょうか。

まず一つ目はベトナムです。ベトナムのギョーザはバンボロックとよばれるものです。タピオカの皮を利用して中身を包んでいるのが特徴になります。これは、ベトナムでよく採取されるタピオカが使われているのでしょう。日本との違いはエビやキクラゲが入っていることそしてナンプラーというソースにつけて食べるのが特徴になります。日本のようにしょうゆや酢で食べるのとは少しわけがちがいます。
続いて、ネパール料理にはモモと呼ばれるものがあります。見た目は中国の小籠包にそっくりです。日本の餃子よりも丸っこく小さいのが特徴です。皮は少し厚めで、スパイスを利かせたカレー風味のモモチャタニと呼ばれるソースで食べます。味はベトナムのものとは少し違いますが、スパイスのきいている点では共通しています。

ギョーザはアジアだけのものかと思われますが、実はそんなことはなく、南アフリカのチュニジアという国でも同じような食べ物があります。どのように伝わったのかはわかりません。もしかしたら偶然に似たような食べ物が現地で開発されただけなのかもしれません。いずれにしても餃子そっくりの食べ物があるのは間違いないところです。名前はブリックと呼ばれるもので薄くのばした小麦粉の皮を使って中身を包んでいます。中には、半熟卵が入っているのが特徴です。ナイフで半分に切ると中から半熟卵が出てきます。ソースはやはりトウガラシのきいた辛いソースをかけるのが特徴です。

最後に中国の水ギョーザというものがあります。これは日本でもお店などに売られていますので、食べたことある人も少なくはないでしょう。日本のギョーザと違うのは、ニンニクを使わないことです。ただ、ニンニクを食べるときはそのままかじることがあります。このように、世界には様々なギョーザがありますが、多くの国では辛いソースをかけて食べるのが特徴です。

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